君が泣いている 僕は只管黙ってる 永遠の時間の流れ 忘れてみてみる 次のこと考える そうしたいのに 僕を誘うのは 「行った場所」「貰ったもの」 「笑って怒ったこと」 雪崩のように想起されて 独り歩く街並み流れるのは どうしてこんな失恋ソングばかり 耳を塞げたら 布団にくるまれば 全部逃げられそうなのに がらんとした部屋 静かに冷めた心 吹き抜けるのは 暖かい記憶 「食べたもの」「聴いたこと」 「歩いて話したこと」 内側から溢れ出して 写真捨てるこの 手ためらっているのはなんで 結局囚われているばかり 「行った場所」「貰ったもの」 「笑って、怒ったこと」 何も思い出させないで 独り歩く帰り口ずさむのは どうしてこんな失恋ソングばかり 君は泣いている 僕は只管黙ってる 永遠にあのときのまま