いつも同じように 持て余してみる 「退屈だ」って ひとつ感じてはさ 消える痛みはもう慣れた 追い越していく風が ただひたすらに取り 残してしまうみたい まだ・でも・だってを繰り返してる 憧れたヒーローの姿は あの日目指した自分自身だ 言い訳ばっかりうまくなるはずじゃ なかったのに わきまえてみた身の丈は 未来への道標消した 変わるはずの世界 一歩踏み出すため 優しい言葉でゆるして 誰の声も聞かず 貫いてみせる 「プライドだ」って ひとり泣いてるのは 気づけないまま途切れた 身体は重力をただ受けるだけ 期待がはずれたみたい 落ちた深さだけ望んでいる 手放した理想の姿は いつか信じた自分自身だ 強くあれると 瞳の奥に光ともしたのに 諦めて止めた両脚は うわの空に混ざって透けた 見えるはずの世界 そっと触れてみたら 忘れた痛みで繋がる 色あせた記憶の欠片は ココロの奥で燻ってた 膨らんで弾けた願い 色形がたとえ変わっても 憧れたヒーローの姿は あの日描いた自分自身だ あれこれ理由こじつけて 止めたのも自分だ 咎めない解らない誰も そうあればと願う未来を 変わるはずの世界 一歩踏み出したら 優しい言葉でゆるして 描いた自分であることを