ああ 二つの手のように いつでも 近づいては離れ 無邪気にたわむれて そのまま ただ 月日が過ぎ 夢のように 愛し合う しなやかに腕は 弧を描き寄りそい 夏の陽は日ごとに傾きだす ああ 忘れられないような 渇いたこの季節は うつむく君の胸に刻み込まれ 夏が過ぎる <♪> ああ 夕暮れはオレンジ色した セルロイドのように 光っているだけ 瞳は ただ 渚を映す 愛し合う 二つの手 しなやかに腕は 弧を描き寄りそい 夏の陽は日ごとに傾きだす ああ 忘れられないような 渇いたこの季節は うつむく君の胸に刻み込まれ 夏が過ぎる 銀色の水平線に 名もない鳥を追いかけて 明日を待つ しなやかに風は 君の髪をとかし 誰も知らない場所へと 吹きぬけてく ああ しなやかに風は 僕の中をぬけて 誰も知らない場所へと ただ吹きぬけ 願いをかなえる <♪> しなやかに腕は 弧を描き寄りそい 夏の陽は日ごとに傾きだす 夏の陽は日ごとに傾きだす