君が思うほどに 世界は綺麗じゃなくて それは君も少し 気づいているんでしょう 綺麗なものだけを 見繕って着飾って まるで汚いものを 覆い隠すように 答えが欲しくても ゴミ山を探す気はなくて ガラスケースの宝石を 探すだけなの? 僕の心が醜くなっていって 君の世界が汚れてしまう前に 心のカーテンで覆い隠してよ 世界は今日も綺麗なままで 不器用な言葉で 傷つけて傷ついて 涙の色さえも 濁って見えるけど 僕のカラダの中は 汚いものばかりで だから今だけでも 綺麗な歌を歌うよ 通り過ぎていく 冬の風に身を任せて 空の向こうへ この声を届けたいから 僕の心が冷たくなっていって 君の世界が凍えてしまう前に 誰かの体温で暖めていてよ 世界は今日も変わらぬままで 僕の心が醜くなっていって 君の世界が汚れてしまう前に 心のカーテンで覆い隠してよ 世界は今日も綺麗なままで