こたえなくていいの もう何も言わないで 無理してつくった笑顔がつらい こぼれてゆく私の涙に目を伏せて 今まで通り会えなくなるから 瞳 そらして欲しい フェンス越し 呼吸をはずませる あなたを待って 「大好き。」と うつむく 私への あなたからの言葉 「ずっとそばに居てくれた君が なんだか遠くにみえてしまう。」 こたえなくていいの もう何も言わないで やさしくしようとしないでいいの でもわかって いちばんそばからみてたのも 想いをずっと抱いていたのも 同じ私だったと 走り出す地下鉄 ホームまで 見送るなんて 泥だらけの あなたの気遣いが やけに悲しかった 明日も会うのにドアにもたれて 見えなくなるまで見つめていた こたえなくていいの もう何も言わないで 冗談とばして笑ってみせて 嫌われても自分に素直でいたかった ほかの誰かに恋が出来るまで 言葉返さないで こたえなくていいの もう何も言わないで やさしくしようと しないでいいの でもわかって いちばんそばからみてたのも 想いをずっと抱いていたのも 同じ私だったと こぼれてゆく私の涙に目を伏せて 今まで通り会えなくなるから 瞳そらして欲しい