(Intro) 仮病で休んだ体育祭 無関心な両親は 今日も鍵を開けたまま仕事へ行った クーラーと太陽でバグった体も この心にはきっとちょうどいいや とにかく家にいたくなかったから 無駄に歩いた炎天下 手に持つサイダー 冷たくないな 生ぬるいのはお互いsummer あの日 あの夏 改装工事の駐車場 たばこくわえた君と目が合った 互いに戸惑って気まずくて 思わず「あはは」って笑ったんだ 君と 僕と 二人 「まるで共犯者だ」 そして蝉が鳴いた 夏風が帆を上げるこの箱舟できっと 二人どこまでも行けるさと信じてた 祭りの喧騒も潮風も知らないけど 怖いものなんてない この夏の君と 当然に休んだクラス祭 無関心な僕たちは 今日も席を開けたまま 「何処か」へ行った 子供と大人が混ざりあった心も この体にはきっとちょうどいいや とりとめもなく話しまくったんだ 過去と未来の設計図 手に持つライター 美味しくないな ガキっぽいのはお互いsummer あの日 あの時 終電車先頭車両 二人ただ景色ながめた 互いに沈黙が怖くて 思わず「あはは」って笑ったんだ 君と 僕と 二人 「まるで共演者だ」 もうヒグラシが鳴いた 夏風が帆を上げるこの箱舟できっと 二人どこまでも行けるさと信じてた 祭りの喧騒も潮風も知らないけど 怖いものなんてない あの夏の君と (間奏) たいして写っちゃいない 分厚いアルバムを 互いに見せ合って笑ったんだ ふいに訪れる沈黙達は まるで次の季節への カウントダウンだ アスファルトに染み込む夕立 二人で泣いた 夏風が帆を上げるこの箱舟できっと 二人どこまでも行けるさと信じたね 祭りの喧騒も潮風もいらないんだよ 怖いものがあるとすれば 君のいない夏だ 君のいない夏だ あの夏の二人 (Outro)