ただ触れて傷をつけては捨てた。 暮れたまま暗いだけの部屋では 明日が終わってしまいそうだ! 不確かな日々を歩いて行けるか? 平らな道でさえ歩けやしないのに? それは或る夜に来た。 小さな囁きで、 でも聞こえるように 呼んでいたんだ。 胸を叩き続けたんだ! 不確かな日々を愛して行けるか? 新しい靴を汚してまで? 思い知るかい? どれだけ迷ったのかを。 明るくても、見えない明日を。 息をしてるかい? 不確かな日々を 歩いて行けるだろうか? 愛したもの全て無くなっても? 想い出せるかい? どれだけ痛かったのかを。 暗くても柔らかな夜を。 息をしているかい? 今も。 不確かな日々の 続きにまだ生きて揺らせるなら、 手を取り合って不確かな日々を 歩いて行くのだろうか? 手にしたもの 全て無くなってしまっても?