「夢は夢」と 言いますが 寝てみる夢も夢想家も そのすべてユメマボロシと おんなじように呼んでいます 荷物まとめてこの家を 飛び出した 僕の目の前に 広がる 何の変哲もない 青空が ただ虚しくて 夢は夢だから美しい 諦めに似たようなセリフ 理想、妄想、ドリーマー 彷徨う舵も、妥当です 驕れるものは久しからず 春の夜の夢の如し 形を変え 姿を変えて ただ化物になりしや 昨今存外 夢なんて 見るもんじゃないと言いますが その実、綺麗な無意識が ある現実を変えていく めずらしいな雨男で 有名な君がこんな日に この家を出ていくなんてな あれ?もしやこれは夢だっけ? 僕は僕だからここにいる 諦めに似たような悟り 何も変えられなくたっていい 夢幻の世界を作ってく 君の世界のコンセプトは 決められた名前とは違う 形や色に拘らない 君にしかない、ストーリー 頭ごなしに 決めつけないで まだ分からないから ふわふわなままでいい 自分を信じていて 心赴くまま ただ、手を動かす 「そうなれば面白い」を 形に出来んだよ 夢の音を聞け! 決して特別なんかじゃない だけどくだらないわけじゃない 僕らが描いた現実が ただ無意識を書き換えてく 君は君だからここにいる 夢は夢だから美しい 僕は僕のままここにいる 夢を夢のまま現実に 夢は夢だから美しい 夢を夢のまま現実に