眼の前にある 何てことない景色が 数十年後には 写真や記憶でしかなくなる そう考えると 眼に映るものの全てが 意味があるような 特別な気がして来たよ 誰も知らない明日の風が どこから吹いて 何を運ぶかなんて 聞こえるよ 聞こえるよ 流れる僕らの月日の音 眼の前にある 何てことない出来事 今もまた過ぎる 他愛もない時間や会話 こころある人の やさしい言葉や気持ちを 一体どれくらい 気付かず過ごして来たんだろう 今日も疲れて 眠りにつけば あたらしい朝がまた僕に届くかなぁ 聞こえるよ 聞こえるよ めくれる僕らの月日ノート きりがない夢の続き 割れても泣かなくなったよ 忘れたものや落としたもので 月日は出来ているんじゃ ないのかなぁ 聞こえるよ 聞こえるよ 流れる僕らの月日の音 聞こえるよ 聞こえるよ めくれる僕らの月日ノート