飴の血曇

歌詞

孤独に洗練の磨きをかける 消えていく背中に円卓の舞踊 あと引く後ろ髪 うなじに幻を描く介錯 弘法筆を選ばず 根底に移ろいゆく淡い私怨 グラスに残る 真っ赤な架け橋 貴女が不意にこぼす 過去の精算 死の循環 書き連ねる叙情 ため息に強弱の弱音 未だ正解にたどり着かない分岐の盲 点 ただ一つ変わらずにプログラムされ た たった1人のヒロインによる愛の証 言 再生の博打に閃きを開花 "ずっとそばに居てください"なんて 嫌いだ ポケットから滴る乏しきライター 路地裏膝をついて空を抱いた 授けた情け 愛入れど哀れ 独走する赤目に 飛び火した為替 送り出す慰め、遮光された本音 言い訳が照らし出す加工された尊厳 本懐を遂げる雨の降らない未来 杭泣き型破りの湿った情緒 吸いなれないタバコ フィルター2.5cm越し魅せる曇った 背景 冷たい夜風が背中を刺す 悔しく轟く涙腺の排泄物 腫れた瞼 恋煩いの裂傷 この夜を最後にして 貴方を忘れたい グラスの架け橋は褐色を織りなす 乾燥する後ろ姿 想いが散る 嫉妬心の蓄積 裏拍の胎動 虹と矛盾による鮮明な様式美 今でも目を閉じれば無限が広がる 見えざる手、もう離して良いですか 汗ばんだその手 どこへ向かう? 私以外の幸せに水をやりなさい 花が咲く頃に私を忘れなさい 梅雨に任せた涙は耐えがたい それでも未練を穿つ音しか無いなら 思い出に閉じ込めた私を殺しなさい 授けた情け 愛入れど哀れ 独走する赤目に 飛び火した為替 送り出す慰め、遮光された本音 言い訳が照らし出す加工された尊厳 本懐を遂げる雨の降らない未来 杭泣き型破りの湿った情緒 吸いなれないタバコ フィルター2.5cm越し魅せる曇った 背景 遅めの夜明け しがみつく生存 語らずとも皮肉が踊る 千差万別 管轄への搭乗 門前払い 現世に亡者の行進 調和を唱えた第三者の創造 作り話に笑顔のオードブル 別れ際 貴女はメトロノームのよう 一定のリズムで見せた生命線 また一話、カモが飛ぶ 顔色に時価の不可解 謙遜に事故物件 硝煙の香りと負の洗浄痕 貴女を思うシケモクの道標 記憶に閉じ込めた栄光に水差し 腐る背中を押して癒着した遺言 "貴女が離れ 時は流れ 哀愁を奏でた 私を逆撫でる" 授けた情け 愛入れど哀れ 独走する赤目に 飛び火した為替 送り出す慰め、遮光された本音 言い訳が照らし出す加工された尊厳 本懐を遂げる雨の降らない未来 杭泣き型破りの湿った情緒 吸いなれないタバコ フィルター2.5cm越し魅せる曇った 背景