鳴り止まない鼓動 そっと伸ばした指先に 朝の光がやさしい ふたりをそう包むように 明日(あした)は意味を持たない 重ね合わせた手と手が 思いの行き場を探す もし あの日に戻れるなら? 時間(とき)は悪戯だから ありのままに身を委ねて 甘く苦い口づけして 見つめるたび惹かれていく 鳴り止まない鼓動 じっと澄ました視線に 不安の影が落ちていく ふたりをそう試すように 静かに月は照らす つよく強く抱きしめて 分かる許すだけじゃない 全てなんて分かりあえない 時間(とき)は密かに過ぎる 赤く染まる 頬をよせて 言葉なんてもう要らない もっと深く ただ感じて 明けない夜空(そら) 突然の雨 離れないで 傷ついても飛べるさ、鳥のように 今はありのままに身を委ねて 甘く苦い口づけして 見つめるたび惹かれていく 鳴り止まない鼓動 鳴り止まない鼓動