流れた涙が星になって 星になってから 闇に消えてった 震えていたのは僕の方だよ 優しいふりして 肩に手をかけた 天津風に今 身を預けて 覚えのない意味が 綺麗なだけの蝶々を追って 迷い込んだ人間の森 月並みな夢にほだされて 傷つくことを忘れた僕は 名もなき外国の鳥 答えのない世界 折に触れ 夕暮れにあの小さな浮浪雲 どことなく僕らに似ているよ 何処へ 綺麗なだけの蝶々を追って 迷い込んだ人間の森 悲しみの雨はメゾフォルテ 途絶えた点と点をたどって 異なる旅立ちの時 答えのない世界 答えのない世界 折に触れ 折に触れ