来る日も狂う日も 悩みを拾う人いつでも 怖いの外の音 枕元には雨音 本当だ 初めて見た訳じゃなかった 周りの期待値に応えたいがために 笑ってただ頷いて見せていた 来る日も狂う日も 悩みを拾う人いつでも 怖いの外の音 枕元には雨音 いつも置いてきぼりだった例え話し これだけは捨てきれない 逢おうとしている古い例え話し これだけまだ渡せてない 例に漏れないような 惨めたらしい 月並みの喝采なんていらない それよりも もっと脆く 降り出した五月雨の調べ それよりも もっと淡く 来る日も狂う日も 悩みを拾う人いつでも 怖いの外の音 枕元には雨音 いつも置いてきぼり だった例え話し これだけは捨てきれない 逢おうとしている古い例え話し これだけまだ渡せてない ずるい馬鹿な私 みたいな顔は一人前に覚えていた その瞼誰かに似ていた 知らずと静かに似て来たのだろう