数あるシーンのどこにも属して いない俺はきっと何かの付属品 ろくに記録と記憶にも残らない ものを抱え そっと暖め 有限の瞬間の中 無限の空白を形に 落とす魂 金縛りのように固まった体は 柔軟性の無い頭だからか 高らかに上げる狼煙 昇華する 無意味を有意義 ほつれすり抜け 求め辿り着け 砕けたポケットの ハードビスケット 矢のように過ぎ去っていく日々 テイクを重ね続けていく意味 骨組みはマインドの ビーツアンドライム 続けなければ気付けない って今思う 光るネオン 雑踏 クラクション 満たすエゴ 葛藤 フラストレーション 飲みこんでいく巨大な街 全て消し去っていく 存在 形ごと ただ自分でいたいだけが 簡単にいかないんだね 意味を持たないこの世界の片隅で