冷たい春を舞っていく あなたの心は何色だったろう 足を浮かせ 地に降りてゆく ひとときの世界で、 何を、抱きしめただろう 1人心に決めた夜 桜風が触れた喉の奥 光る伏し目に焼き付けた 星空は あなたの心をそっと救っただろうか ただ、ゆらり風に守られて ただ、ゆらり最後まで1人で 助けてって 言えずに 笑ってたんだ あの日も 同じように 冷たい春を舞っていく 優しいあなたが 一人泣いた夜 気づけなかったの 近くに居たのは いつも僕だったのに さよならしか 選べなかったあなたのそばに いれなかった、守れなかった 誰か誰か、お願い、助けて欲しいの もう、許して、許して、 許して欲しいの 誰にも見つからない場所でしか 流せない 痛み だとしても 涙の理由 必ず拾える日が来る だから、信じて待っていようよ あたたかい春が 待ってるから 明日を探すこと 諦めないで 救えない痛み 叫べないほど 心枯れていても きっと、見つかるから 痛い 心の傷痕が どうしようもないくらいに痛い 光る伏し目に焼き付けた 街あかりが あなたの心を 明日も、救いますように