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風を仰ぎし麗容な

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  • 2023.12.01
  • 3:47
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歌詞

心寄せ仄か歌う 花の根になりたい 色づくその前より しかと地に立ちたい 口火を芽吹かせる 遣らずの雨が降ろうと 惰性に時を啜ることなく よろずの声を灯せば 油煙も在りし日の 記憶にできるから 涙雲に一縷の風が吹く 桜は散らなければ愛されないと 光らぬ羽虫に夏なしと 比べられようが 竹をかち割るぐらい 身を切るぐらいに凪を打つ 有り明けの先で 心寄せ仄か歌う 常しえに遥か忍ぶ 一徹の一滴を 垂らし続ける清水の如く 頑丈で強情な心臓でも 湧き溶かす志向に 奮い起こした余勢は 旋の旗を揺らし誘う 野道を進む驥足で 含むところもなく 自分を見出して 夢幻城に頂く風よ 差し向かえ 心寄せ仄か歌う 留まらず澄み渡る かの果ては ただ麗容ならば 赴くがままに風を仰ぎ 垢抜けて まだ麗容ならば 直向きな姿に追い風は 吹く 桜は散らなければ愛されないと 光らぬ羽虫に夏なしと 比べられようが 竹をかち割るぐらい 身を切るぐらいに凪を打つ 有り明けの先で 心寄せ仄か歌う 常しえに遥か忍ぶ 金色の髪が靡く

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