眠れない 渇いた夜 漂う空白 進まない時 何者でもなかった日に 何者かになり呼ばれるために ひとつまたひとつ選んだ文字はそう 顔よりも人を語るよう この名を掲げた日の志 今も胸に ここにいたことが残るように という想い かつての自分が叫んだ 渇きを背負って明日へ いいことも 悪いことも 一緒に過ごした あっけなく終わってゆく名を いくつも見送って 人がもうひとり ここに宿ってるみたいに 名乗れば私になれるの この名を掲げた日の志 忘れない どっかの誰かの太陽となり傘となり かつての自分が目指した 輝き届いていますか 憧れ 情景 好きな作品から 本名 造語 なんとなくの響きだけ どの名も人と歩みが交わって 美しくなってゆく 名も無き日々の志 今も胸に ここにいたことが残るようにずっと この名を掲げた日の志 忘れない どっかの誰かの太陽となり傘となり かつての自分に授かった未来 途絶えてしまわぬようにと 胸張って胸張って名乗るよ