ビオラが居なくても きっとなにも変わらないさ そうみんなで笑い先に始まった練習 でも! 何故かいつものように 調子が出なくて 悩むみんなを 指揮者は訳知り顔で笑う 遅れてきたビオラ達の慌てる足音に 上につんとタクトがあがる 「さぁみんな揃ったもう一度」 そしてオーケストラは 高らかに歌い出す いつもの調子で 誰もが素敵な音を奏でる 目立たないビオラの調べは 誰かの為の旋律 それを頼りにしていた事に みんな気付いた <♪> 鳥を空高くへと運ぶ 見えない風のように 星を輝かせて見せる 暗い夜空のように 誰かの為に必要な自分になれる事で 感じられる幸せがあると 教えるように ビオラは歌う ビオラは歌う