風に色があるとかないとか 隣では文学少女達が パイをつつきながらの大論争 僕はと言えば 彼女に別れを告げられた 理由を探りながら心も重く 窓際のボックスでいつもの様に ぼんやり外を眺めています 「あなたの好きな優しさなんか 私はなくした女です」 そんなあの娘の言い訳を 黙って許した優しさが 重荷になったのだろう 生きることに疲れたなんて おもむろに一席ぶった奴が ママにからかわれてるカウンター 僕はと言えば 未練を未だに絶ち切れず 恋の思い出など練り混ぜて 心のキャンパスに "ニンフ"のような 彼女の姿描いています 「あなたの好きな優しさなんか 私はなくした女です」 そんなあの娘の言い訳を 黙って許した優しさが 重荷になったのだろう 「あなたの好きな優しさなんか 私はなくした女です」 そんなあの娘の言い訳を 黙って許した優しさが 重荷になったのだろう