君と初め 出会ったあの日の初夏の海辺 で着ていた服を捨てた 立ち入り禁止 テトラポットに登っては 煙草に火をつけ眺めた 夏祭りも遠くまで出かけた 初めて手を繋いでは歩いた ふたりで車窓覗き込んで エーテルを確かめてた あーあ 確かめてた いつからか壊れた君の心は 間違いなく僕を蔑んでた 何処から来たか 分からない侮辱よりも 自身の空虚が耐えられない 美しい川の流れを見ては 平和を感じ死にたくなるね?と 僕が死んだら悲しいか?と尋ねる 君がいた あの時は何も言わずに 一人でその言葉の愛しさを噛み締め 共にそこで遠くへ流され深くへ 沈んで 消えてみたかった お揃いで買ったグラスに注ぐ ハイボールにチョコミントのアイス またいつかどこか遠くで会えるなら そこで あーあ(殺したい) あの頃の君は確かに僕を 心から愛してくれてはいた もう一度息を吹き返すなら ねえ この手で あーあ(殺したい)