目の前が霞むくらいの 口づけを交わしても 何度だって生まれ変わる きみはぼくを 置いていくのさ 風に吹かれ 最後にバカンスを 月の裏隠れて踊ろう 風に吹かれ ぼくはせつないね 去り際も伸びない背筋 この涙が 神秘的でもさ きみのためじゃなく流す 勝手だね もう二度と 夢で逢うことも 逢いに行くこともしないよ 風に吹かれ 最後にバカンスを セレナーデは胸にしまって 風に吹かれ ぼくは背伸びして 水面に光らしたパール この涙が 神秘的でもさ きみのためじゃなく流す 勝手だね この涙が 神秘的だったら 自然の恵みになったらいいのに