リリカリズム

歌詞

滑り出したリリカリズム あの日のふたりのメロディー 巡る胸を奏でるのは 優しい面影だけ Pause 通り雨 過ぎた町は虹色の frame 記憶の雫たち 硝子にきらめいて映る風景 並んだ歯ブラシや お揃いのマグカップ おはようとかおやすみを 隣で言うのがただ嬉しかった 故に愛はリリカリズム 未来を知らないメモリー あきれるほど無邪気だった 疑いもしなかった 朝が来るまで泣いた記憶は あまり覚えてない たぶん私は思うよりずっと 弱くないみたいだ そう、失恋は 目覚めた後振り返る dream 都合の悪いこと だけを消して過去を肯定するの 失くしたしあわせの曖昧な輪郭は 想い出という名前の手探りパズルの ピースに変わるの すれ違いはリリカリズム さよならに変わるセオリー 当たり前がなくなるとき 魔法は解けてゆくの 物語には終わりがあるの だから輝やいてる 醒めない夢に居続けるのは 難しいと思う 滑り出したリリカリズム あの日のふたりのメロディー 巡る胸を奏でるのは 優しい面影だけ 朝が来るまで泣いた記憶は あまり覚えてない たぶん私は思うよりずっと 弱くないみたいだ