風が運んだ碧より青く 涙断ち切る物語 手を伸ばしたら消えそうなほど 君に曇りはない 朝露が指を伝うその前にそっと 閉じ込めたままのさよならは 空に溶けて 踵鳴らし夜を待つ 二人繋ぐ線香花火 解く髪が夕闇誘う 夢うつつ故に 風が運んだ碧より青く 涙断ち切る物語 手を伸ばしたら消えそうなほど 君に曇りはない 季節が残した足跡を辿る度 閉じ込めたままのさよならは空を 駆ける 刹那 帯を直す君 二人繋ぐ線香花火 解く髪が夕闇誘う 夢うつつ故に 続けと願う碧より青く 終わり断ち切るその笑顔 もう少しだけ消えないでいて 君に曇りはない 夏が運んだ碧に染まった 涙断ち切る物語 手を伸ばしたら消えそうなほど 君は大人になる