きらり光る 星の美しさに 思わずそっと目を逸らしてしまった きっと誰も悪くはないのでしょう 理不尽なこの世界 明けない夜 あの人みたいに生きれたらって 何度口にしただろう 誰にも見えない 脆い六等星だったとしても これが運命だなんて 言いたくないんだ 暗闇の中で光れ 誰かを照らせるように 零れそうな 涙を堪えて わたしは生きてる ふわりそよぐ 風が吹き抜けていく 未だ治らない傷跡を隠した 勝手に決めつける見えないルール 正しさだけじゃうまく 生きられない 声にならない声が叫んだ このままじゃ終われないと 誰にも奪えない 思い無くしてしまわぬようにと 震えるこの手で強く握りしめた 暗闇の中で光れ 誰かを照らせるように 大丈夫 そう言い聞かせて わたしは生きてる 「らしさ」なんて どこにあるんだろう 今もわからないけど 誰にも見えない 脆いこのわたしが誇れること それは誰よりも 痛みを知っていること 暗闇の中で輝く わたしが光になって 大丈夫 そう言い聞かせて 生きていく 生きていく きらり光る星は遥か彼方 もうすぐこの夜が明ける