うざったいアラームが鳴って 気怠げなあくびを一つ もう嫌になっちゃうな やけに忙しない朝が 僕を責め立てる 満員電車に揺られて 今日も生きてゆくために 誰かに怒られたり 振り回されたり やっていられないな 路地裏から覗いてた猫が ニヤニヤ笑って手招きする 随分お気楽そうですね 僕も君みたいに生きられたならなぁ 来世は猫、猫。 だとしたらちょっと理不尽も 仕方ない 猫、猫。 になれると信じているのさ だから今日も淡々と徳を積む 来世は猫、猫。 温かな陽だまりに溺れて 猫、猫。 気まぐれなあくびを一つ 来世は猫、そう猫、きっと猫。 猫。幸せの中すやすやと眠りにつく なんて夢を見る