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その嘘は、私が育てましたA

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  • 2025.04.22
  • 4:43
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歌詞

最初は 小さな嘘でした あなたの顔を曇らせないための 「大丈夫」っていう、ただの言葉 本当は 誰より 泣きたかったのに コップの底に溜まるように 少しずつ 見ないふりして 気づけば 嘘の方が 素直より 呼吸しやすくなってた 愛されるために 優しさを真似た だけど その笑顔は 誰も守れなかった その嘘は、私が育てました 何も知らないあなたの隣で 本音をしまったままの言葉が 咲いたのは、やさしすぎる沈黙 “わかってほしかった”より “嫌われたくなかった”が勝った夜 優しさのつもりでついた嘘が いちばん苦しかった あなたが差し出した手を ちゃんと握れなかったのは 「もう少し強く見せたかった」 ただ それだけだったのに 置き去りのままの感情たちが 鏡の中で 泣いていた 嘘が剥がれたその跡に 残ったのは、誰の顔? 守ったつもりが 壊していたもの 気づいた時には 言葉が鋭くなってた その嘘は、私が育てました “やさしさ”という名の化けの皮で 傷つけるくらいなら 傷つけばいい そんなふうに、願ってしまった 誰かの愛を受け取るたびに “ほんとの私”が小さくなる でももう、隠せないんだ この痛みも 含めて私だから 嘘じゃなくて 本音を言ったら あなたはここに まだいてくれたのかな その嘘は、私が育てました 誰かに責められる前に 自分で責めた だけど今日、やっと言えたよ 「弱いままでも、愛されたかった」 全部ぜんぶ、手放せないけど 全部ぜんぶ、私の一部だった さよならじゃなく “ほんとの私”を今、受け入れる あの嘘がなかったら 私は私を知らなかったかもしれない

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