覚えているかい 12月の空の下 君は寒い朝を その冬初めて 粉雪が舞い降りた 君の細い肩に それは去年の 今頃さ 別れる前の 二人だった 雪が降るたびに 君を想い出す クリスマス・イヴの 前の日のことだった <♪> この世の全てを 白く塗りつぶしてく 雪は眠る女神 二人の過去さえ 静かに埋めつくして 雪は降り続ける 銀の鈴の音が 駆ける空 僕の手の平に 雪のしずく 真白い想い出 君の足音消し 耳を澄ましても こだまさえ聞こえない 雪が降るたびに 君がよみがえる クリスマスカードを 過去の街から出した