「柏田 もうすぐ頂上だぞ」 「もう少しで頂上ですね」 「あ~っ、あ~っ」 「どうした あぁ 柏田、どうした!」 「はぁ、はぁ、はぁ、先輩」 「がんばれ、柏田」 「もう、あぁ、だめだ だめだもう、先輩」 「何言ってんだ。 早くこっちへ来い」 「自分は、 もう自分はだめです、先輩」 「しっかりしろ!」 「先輩!」 「柏田!」 「僕おいて 一人で頂上行っちゃって下さい」 「何言ってんだ 二人で、 二人で頂上、 頂上に立つんだ! 柏田!柏田!男だろ!」 「先輩!」 『1995年11月23日 午後6時24分 我々は アイムソーリー山の山頂を制覇した これは 全世界のソーリー系山脈を次々に 征服していった ソーリー野郎達の物語である』 ソーリー 進め! ソーリー ソーリー アイムソーリー ソーリー ソーリー アイムソーリー 1人のソーリー 2人のソーリー 3人 4人で みなソーリー 恥ずかしソーリー 毛をソーリー 頭わるソーリー バカソーリー 我ら 集えし 旗のもと 初めに謝る 心地よさ 情けないけど ごめんなさい ソーリー ソーリー ソーリーミュージック 忘れた頃にウノソーリー