轍

歌詞

錆びついた校舎に見慣れた廊下 あれから3年が経ったってことか 放課後の教室 仮病の口実 ああ言えばこういう ゆとりの教育 乾いたグランド 部活のプライド 夏はクソ暑い 冬はクソ寒い そんなダルい不満も 今となってはクソ懐かしい 安くて美味いが うるさくて混んでる 学食はあんまり すきじゃねぇけど 3年もあったから全種類 食べときゃよかったなぁ、 と今思う 教室行けばいつもの風景、 あとちょっとでコイツらと会う事 もなくなると思えば もっと仲良くしてても良かったな、 と今思う ダチ 轍 形 過ち 見慣れた街から育ち旅立ち 『なんかあったら電話してよ』と 友たちの声 心震える いつもの帰路 過ぎ去る時も 想い出十色 涙はもういいよ 今日このアルバム膜を閉じる 宝 胸に刻み明日を生きる あの日あの時あの公園で 夢おいかけるだけの少年で あの日の事 忘りゃしない 夢語り合った 17の夜 屋上から見えるジャスコ 千円握りしめ 溜まったガスト 変わらぬ毎日 輝く蟻道 通るの何回 この帰り道 3年前となんか変わった？ 強いて言うなら ダチが増えた それだけで価値が見いだせた 誰もいねぇ 放課後の教室 何気ねぇ日々を無駄遣い 白く滲む黒板 ネームの彫られた机 一つ一つが俺らの存在を 証明するもの ダチ 轍 形 過ち 見慣れた街から育ち旅立ち 「なんかあったら電話してよ」と 友たちの声心震える いつもの帰路 過ぎ去る時も 想い出十色 涙はもういいよ 今日このアルバム幕を閉じる 宝 胸に刻み明日を生きる 1年の頃王様みたいな顔してた 2・3年も消え 未体験の掟 気付きゃ俺達がもう3年生 毎日溜まったホータンゲーセン 今年の俺、どんな顔してたんだろう きっと王様みたい だったろうな 何か残せたか？ いや何も残ってねぇか 残すんじゃなく 持ってくんだ思い出 入学当初でかかった制服 クラス決めドキドキ 褪せた思い達抱き 今日でここを旅立ち 時の波のまにまに 思い思い踏み出す 友と別れ明日に 3年の思い出 5年後には忘れちゃうかも だけど忘れるまでは 大事に持って歩こう キラキラでちっぽけな僕らの毎日 離れ離れ笑ってまたね ダチ 轍 形 過ち 見慣れた街から育ち旅立ち 「なんかあったら電話してよ」と 友たちの声心震える いつもの帰路 過ぎ去る時も 想い出十色 涙はもういいよ 今日このアルバム幕を閉じる 宝 胸に刻み明日を生きる