僕らはどこで 出会ったのか ふたりの時間(とき)の中には いくつもの出会いと 別れがあって それは 生まれ変わっていく 細胞と 少し似てるよ 思い出になる時 言葉を超える時 これから出会う時が どこか やって来る またここに来る 会いたい気持ちが 溢れてくるけれど 悲しみに滲んだ 予感が射していた 君に向かっている 夕暮れの小径で 暗くなる夜空に ひとつ光る星のように 自分の弱さに 何が繋がっているの ビーズみたい 遺伝子みたいに 君の影の向こう そこに何があるの 引き返したとしても 本当の君はいない 君に向かって行く 暗い海を泳ぐ 波の間に見えてる 一筋に光る燈台 君に向かっている 夕暮れの小径で 暗くなる夜空に ひとつ光る星は 長い時と宙(そら)を 旅してるけど いまは 君が呼吸してる 吐息に震えてる 会いたい気持ちが 溢れてくるから 悲しみに沈んだ 予感を越えてゆくよ