カメレオンのように色を変えて 街を歩き辿り着いた荒地には無職。 疲れ果てた顔にしわ寄せ 幸がない葬場が寂しくぽつり。 とたたずむ 塀の向こうから聞こえる どうしようもない声 呟いても鳥はそっぽ向くよ。 自覚というものを失えば焦点すら合 わない。 コロリコロリと落ちて もう元の姿には帰れ(もどれ)ない よ。 歪まない時間を戻すことはできない のさ。 カメレオンのように色を変えて 街を歩き辿り着いた荒地には無職。 疲れ果てた顔にしわ寄せ 幸がない葬場が寂しくぽつり。 とたたずむ カメレオンのように色を変えて 街を歩き辿り着いた荒地には無職。 廃れ果てた顔にしわ寄せ 幸がない葬場が寂しくぽつり。 とたたずむ あなたの声が聞こえる 手を伸ばせない場所から。 下向いても俺はそっぽ向くよ。 重い足を軽くどけて転げ落ちていく 。 のぼれ、のぼれ、と願っても あの頃のようにはいかないのは 止まらない時間を戻すことができな いのさ。 カメレオンのように色を変えて 街を歩き辿り着いた荒地には無職。 疲れ果てた顔にしわ寄せ 幸がない葬場が寂しくぽつり。 とたたずむ カメレオンのように色を変えて 街を歩き辿り着いた荒地には無職。 疲れ果てた顔にしわ寄せ 幸がない葬場が寂しくぽつり。 とたたずむ