<♪♪♪> <♪♪♪> 尋めゆきて なお遠く わが恋う人は何故(いずこ)に 風がきらめき揺れてた おごれし夏の日 連れ立ちて 道行きつ 心を重ねし人よ ふいに寒き言の葉は 別れ路へと誘(いざな)う しるほどに深くなる 哀しみにゆき暮れて 人世の風の かたちに崩れし夢 <♪♪♪> 汝(な)がために 紅をさす あてのない旅の朝に 辿り着きし日の歌に 胸慰(なぐさ)むを信じて <♪♪♪> 瞬(またた)く間に行き過(す)ぐ 時のまにまに揺れる 人世の愛に出逢えし その美しき <♪♪♪> いざゆかん 心映(は)ゆ 風も光も新たに 旅寝重ねし日の歌に 心躍るを信じて