ああ これは現実か夢かセリフは 甘く嘴はピンク 真紅に染まる太陽と木陰に蠢く それは影を潜めつつ いつまでたっても書きかけたままの あの小説の書き出しを思う 目くらましから膨らましかけた 夢の中で影を追いかけた日 ああ これは夢でも現実でも どっちでもよくなった世界 自然と溢れ出す言葉達に 花束一つ差し出し立ち去る いつまでたっても変わることない 異常気象の中で佇んで 目くらましから膨らましかけた 夢の中の影を消しかけた日 頭の中でまた弾ける 狭間の外でまたはみ出る ここ そこ そこ残ってる言葉佇む そっと もっと ぐっときて 一歩二歩弾ける MADの中カッコとじている