君の作る煮物の味が 母にそっくりで そんなことを君に言ったら どんな顔するんだろ 料理が得意な君と会ってから 僕の食卓はとても賑やかだ 口にするのは照れくさいけど カンシャしてるんだ 実を言うとね 母の料理は 苦かったり甘すぎたり それでも母の煮物の味が 僕は大好きで 料理が得意な君に教わって 母の食卓にいつか出してみよう 口にするのは照れくさいから カンシャ込めながら 雪が解けて 木の芽が出たら 君を連れて行きたいんだ 故郷へ 多分二人は気が合いそうで ちょっぴり怖いけど どうかひとつお手柔らかに これから よろしくね