街の雑踏に紛れた感情 佇む様に影を落とした 吹き抜けてゆく風は見えない明日へと僕を連れ去り 零れ落ちる涙 曖昧に流れ出す リアルを止めて 揺れる 描いた世界の真ん中で 僕達はあの空に夢を見続けて 終わりなき旅の願いは遥か彼方 枯れない想いをこの胸に刻み込む 巡る葛藤に気休めの景色 不意に気付く 人波の中 望んだ果てに消える 孤独を抱いた夜 降り頻る雨 慟哭 折れた翼 踏み躙られた 尊厳と安寧 嘲笑する群衆からの逃避行 平等な不平等に嘆き 繰り返す過ちを指折り数えて 自己否定を列ねた衝動 今 岐路に立たされた リアルを超えて 燃える 描いた世界の真ん中で 僕達はあの空に夢を抱いていた 止め処ない怒りも 溢れ出した痛みも この胸に閉ざした想いを解き放つ 重ねてゆく 日々の中で 僕は何を見た 振り返る事も無く 渇いた思い出を 紡いだ まだ 映らない この瞳に 揺れる 描いた世界の真ん中で 僕達はあの空に夢を見続けて 終わりなき旅の願いは遥か彼方 枯れない想いをこの胸に刻み込む 永遠と交わる瞬間を…