もし、あのドアを選ばなければ ずっと僕はひとりだったよ まるで最初から決まってたみたいに 君がいたよ ほつれた僕の靴紐みたいに 分岐する、世界は簡単に 君のいる方と君のいない方へ ほら別れた 何億回だってやり直すんだ 手は無限に選べる 君に出会うまでタイムトラベル そんな希望を横目に 静寂の街にまた夜が明けてく フォー・ユー フォー・ユー フォー・ユー フォー・ユー、ユー、ユー 君だけがいない朝だよ 涙なんてもう枯れたよ 世界にひとつ空いた穴を この声で埋めてるよ かけ離れてく予感がしてる 最善を尽せば更に ほんの些細なすれ違いでさえ 臆病になる 何億光年の距離よりずっと遠い パラレルワールド 繋がる電波を探し回るの もし、いつかの夏の日に 声が聴こえたらどうか 思い出してほしい 君だけに歌うよ ふたつめの未来から フォー・ユー フォー・ユー フォー・ユー フォー・ユー、ユー、ユー 君だけがいない未来でも 嫌なくらい眩しいなら せめて君が見たときは あの日より笑っているよ