エントランスの切れかけの蛍光灯 まだ照らしてたいんだ 煌々と 報われはしない努力も 誰かが見ていると信じて 腐んないように冷凍庫 しまってとっておいた成功例 すっかり凍りついちまって でもまだ鮮やかに残ってる 生きている理由ももうなくて 年を重ねる恐怖が募る とはいえ死んでいく理由も 嗚呼見当たらん 俺はどうすりゃいい? 鳴り止まない耳鳴りをずっと 抱えているみたいな青春 いつになりゃ 君は迎えに来てくれるんだい? 淡い期待を抱いてみても 打ち砕かれるだけの青春 待てど暮らせど 君は来ないって分かってるから 「まだ追い求めてるのかい、 栄光を? なら諦めることだね 早々と もう夢なんて見てないで 実りあるものを目指せよ」 「まだわからないんだ 正攻法」 「でも、わかんなくても 結果オーライ …まあ誇れるような結果が 見せられるならばの話さ」 そんな冗談はよしてくれ 俺がどれだけこの道のりを どんな気分で歩んできたか 知らないだろ? なら口出すなよ? 鳴り止まない耳鳴りの中で 進んでいくみたいな青春 俺は同情など求めちゃいないのさ 淡い期待を抱いてみても 俺は明晰夢の中にいて 目覚めりゃ打ち砕かれることなど 承知の上 鳴り止まない耳鳴りをずっと 抱えているみたいな人生 いつになりゃ 君は迎えに来てくれるんだい? 淡い期待を抱いてみても 打ち砕かれるだけの人生 このまま俺は耳の穴の中 吸い込まれるんだ 鳴り止まない耳鳴りの中で… 淡い期待を抱いてみても…