振られた 台風が去って よく晴れた日曜日 他人みたい 優しさ装って 見たことない顔で 借りてきた言葉で 振られた 夢があって輝いてて 無意識にあざとくって わたしに似た幼い顔 くしゃくしゃに笑った顔 わかるよ タイプだよね わかるよ あの子だと思っていた 負けたんだ 負けたんだ あなたはあの子を選んだんだ 勝手に決めて終わらせて ありがとうなんて言わないで だってわたし負けたんだから 言ってた 来年春から2人で暮らそうって 言ってた もうこんなに 人を好きになれないって 目を見て言ってたのに 嘘つき 天邪鬼でそっけなくって 意地っ張りででも泣き虫で わたしのだめなところも 好きでいてくれる気がした ごめんね 勝手だよね バカだね 弱くてずるい自分に 負けたんだ 負けたんだ あなたの優しさに逃げたんだ 何度も甘えてそのくせ 好きでいてよって困らせた だってわたし 負けたんだ負けたんだ好きだった あなたはあの子を選んだんだ 勝手に決めて終わらせて 出会えてよかったなんて言わないで だってわたし負けたんだから だってわたしずっとわたし 幸せだったから