都合の良い夜が嫌いだった 温もりさえ感じられない夜が 心の傷は癒えないくらいで ちょうどいいなんて思ってた 都合の良い君が嫌いだった 優しささえ感じられない君は 両手でそっと掬ってみても 静かに消える水みたいで 溢れそうになった涙を 堪えながらずっと黙ってた 垂らしそうになった涎を 拭うことさえ忘れていた 大切だったあの人の 声さえ思い出せなくて 何が正しいかなんて 僕にはわからないや いつの日かこの星から消えても 愛され続けたいよ 都合の良い話だってわかってる わかってるから 優しく微笑んで 叱って欲しい ラストシーンになっても主役は きっと僕ではない何者かで 情けなくなって気がつけば きっと誰かのせいにしていてさ でも大切だった日々とはもう これで最後にしてみるよ 生きて生きて生きて生きてきたが さようなら だ いつの日かこの星から消えても また見つけに行くから 馬鹿げてる話だってわかってる わかってるから 僕の言葉だけは受け止めて欲しい いつの日かこの声が枯れ果てても 愛され続けたいよ 都合の良い話だってわかってる わかってるから 優しく微笑んで、許して欲しい