缶コーヒー 春の風 街はまだまだ夢の中 毛むくじゃらのコートはためかせ しゃんと気取れ 背筋を伸ばして 朝焼けに照らされて いつもの道すらランウェイに イヤホンからはあのイントロ 足で刻め 強く踏みしめる なんだかやれちゃいそうな 気がするね そんな気分の朝だ 知らない花もコンクリの隅で 嬉しそうに揺れる ドラマのワンシーンみたいだね おめかしをした朝は 早送りしないで ぼくら 光の道歩いていく 踏切が閉まる 電車が通過する 曲と曲の隙間から 日々は動き出した もう行かなきゃね 大切に持ち帰りたい朝だ 寝ぼけ気味の街起こして みんなまとめて道連れだ! 空がきれいだね まぶしいね 夜がまた来るまでは 足取り軽く ぼくら 光の道歩いていたい 光の道歩いていこう