ただ言葉足らずを許し合って あなたのためにと微笑んだ 涙が落ちる胸を貸して あなたのためにとほほえんでいた 最後にちょっと笑って 星空を歩けるように 願ったくだらないことを使って 悲しみはすべて朝に返そう 何度でもその手を取ろう それを時間と呼ぼう 私はなんにも持っていないけど 残ったらあなたに全部上げるよ 見失っても行き違っても 会いに行くよ 見失っても行き違っても あなたと行きたい ただ言葉足らずを許し合って あなたのためにと微笑んだ 涙が落ちる胸を貸して あなたのためにと微笑んでいた 真っ二つになった雲の向こうは ありえない銀で だから目を焼かれないように あなたの胸の臭いを嗅いだ あなたの両手の向こうは 私だけのもの そして私の両目は あなただけのもの 言葉足らずを許し合って あなたのためにと微笑んだ 涙が落ちる胸を貸して あなたのためにと微笑んでいた 優しくなくても構わないまま 正しくなくても構わないまま 空に飼われた人間は 仕組みの中で生き合って 醜く命を燃やす 優しくなくても構わないから 正しくなくても構わないから 人間のクズだろうが 生きている価値がなかろうが どうせ死ぬのなら いや消えるのなら それまであなたと生きたいのだ ただ ただ ただ言葉足らずを許し合って あなたのためにと微笑んだ 涙が落ちる胸を貸して あなたのためにと微笑んでいた 言葉足らずを許し合って あなたのためにと 「ここへきて」言った