シルクの雨が包む、夜の街… 濡れたシグナルに アクセル緩めたよ ヘッドライトに浮かぶ、君に良く似 た女(ひと) 傘もささずに急ぐ スクランブル… 思わず、追いかけてる面影 フロントガラスに滲んで、霞んで行 くけど… 愛してるよ… 愛してるよ… 愛してるよ…いまでも… 細いヒールのパンプスが好きで… そのくせ、背の高さを少し、気にし てたね… 想い出が、空のシートを埋めて行く そして、流れる 君の愛したバラッド… 知らず、知らずに口ずさんでる 最後のリフレインは、あの日の君の セリフ… 愛してるよ… 愛してるよ… 愛してるよ…今夜も… 左に折れれば、通い慣れた路地と 懐かしい部屋の明かりの、ある景色 … 振り切るように、踏み込むアクセル 想い出が バッグ・ミラーに遠くなる… 今夜の雨が上がれば… 季節が又ひとつ、終わってゆくけど …… 愛してるさ… 愛してるさ… 愛してるさ…いまでも……