オレンジ色に染まる空の隙間から 差し込む光が廃墟を照らしている それは幻それともおとぎ話 見たこともない輝きが残ってる 過ぎゆく日々 少しつらい それでも明日はやって来る 私はただ めぐる年月に この身を任せてゆくだけ 心に船を出そう 希望の帆を揚げる小さな船を 涙は海に流そう 悲しみ消してくれる 愛ある海の中に 石畳の坂道ひとり登ってく 今も昔も変わらない景色がある 失いかけてた私の生きる場所に 導いてくれる微かな光がある くじけそうな過去の痛み 目を閉じても今もそこにある この街から生まれた強さを 握りしめて舵をとろう 心に船を出そう 願いごと乗せた新しい船を 凍える暗い海も 帰る場所を照らしてる 私の光になる 心に船を出そう 希望の帆を揚げる小さな船を 涙は海に流そう 悲しみ消してくれる 愛ある海の中に