ふと思い出す日々の中に 2人の記憶はあんまりなくてさ 思い出せるのはもう2人の その手が触れることは ないと知った時だった 思ってたよりも変わらないんだな 落ちているラブソング 聴きあさったりしてる どうせなら涙なんか出たら良いよな 夕飯も喉を通らないほど 明日になっても空は暗くて そんな事本当にあるのだから 大切な物が日々に溶け込んだら 繋いでたこの手を緩めてしまう そんな気がするから強く結んだ あの頃の僕にはそれが良かった 気にも留めぬような思い出とか いつの間にか心に浮かび上がる 離れるほど思い知るのに いつの日かこの手は離れてしまう 涙なんか流さずにお別れを 最後の献立も思い出せぬほど 日が登る度言葉を交わして そんな日々の名前を知っているのに 大切な時は日常に溶け込んで 初めていつの日かふと思い出す そんな気がするから強く思った 大切なものが何処にあるか この手の中にあるものを 比べてしまうな不安ばかりで 強く結んでも離れてしまうなら あなたの日々も抱きしめられたら