目が覚めたらあの娘は 僕を探すのかしら ああ何も言わず出て行った 僕を許しておくれ ひとりギター手にして 遠い街へ向かうのさ きっと君は引き留めただろう 無茶だとは知ってるさ 後ろ髪を引かないで ああ泣き虫な君だから 僕もつられてしまうよ 東へ向かう汽車で 思い返すのはただ 君だ 君だ 君だけさ たばこの煙と音楽とふたり 過ごした部屋の中 ひとり残して だけど僕は行くのさ お願いだ泣かないで ああ馬鹿で勝手な僕を どうか忘れておくれ 君と過ごした日々を トランクに詰め込んで きっとずっと戻らないだろう 小さな手紙 出てきたのさ ポケットの中 君は気付いていたんだね 諦め悪い僕は どうにもならん屑さ ああ素敵な君だから もっといい人がいるよ 汽車よ速度を上げて 思い返すのはただ 君だ 君だ 君だけさ 君だ 君だ 君だけさ