引きずってる鈍痛 忘れてく記憶と平熱 瞼の裏に残したい全て 逃してる今も焦りのせいで 描写全てacrylic 見え透いては屈折 届くことない意味 カクついてる背景 右に回るベッドタウン 羽の捥げたライダー 俺は錆びた歩道橋に居残ってるまま 見下すように火をつけてくれよ 繋がない液晶越しの出来事 肺を満たしてる血が濁る 足が止まる前に光を突き刺したい 透き通る夜も汚された昨日 これは離脱するための症状 誰かの言葉で曇らないように僕らは 不自然に思えるほどに払ったんだ くだらないと思うような日々 垢がついた液晶をキツく縛る膿んだ 日々 結合する透明高速 ごった返す興行ビルの間すり 抜けてく 駅のホーム 二人、座高高いイスに座ってる 髪を引かれ海を 漂流する様に波止場ついてる 都市の骨格 遠くで巨大な力が唸ってる 延命だけ平然としてるまだ つんざく光を待ってる もう既にあるものだけを 砕いて落ちる粉末を舐めてる今日 味を確かめるように傷つき 剥がれて掴めないこの輪郭を打ち 付ける液晶 見下すように火をつけてくれよ 繋がない液晶越しの出来事 肺を満たしてる血が濁る 足が止まる前に光を突き刺したい 透き通る夜も汚された昨日 これは離脱するための症状 誰かの言葉で曇らないように僕らは 不自然に思えるほどに払ったんだ
