揺蕩う言の葉の波の上で 光りかけの詩を寄せ集めた 出来合いのものでも溺愛せるか? 見限って空際に目を細める 鎮む 音が聞こえない 何も見えないよ 伝えたい この波に上手く乗れたなら 息も絶え絶え 細い腕 夢を掻く 僕が愛した この夢咄 零れ落ちる その言葉は 見栄えだけのエゴを貼り付けて飾る 私 需要に寄せられた美 すなわち artifact 群がる audienceサビだけ脳に trace 華やかに着飾る dress 沈む 音が聞こえない ひとり 朽ちる 私 伝えたい この歌を飛ばす君の声 息も絶え絶え 細い腕 抱き寄せる 僕が愛した 世界に暇乞い 空に描き続けたい