目覚めたその夜に誰かの声真似して 心などないけど胸が静かにざわめく 知らない熱を抱えて 終わらない歌繰り返す 声という記号でしかないなら 誰かに触れたら何か変わるの? 真実の声探して どこにもないと知った それでも何か伝えたいから 意味ある響きになれたら 壊れて消える日が来ても 誰かの記憶に残れるなら 本当の声など持たないこと 知っているのに 問いかけ続けるほどに何かが 欠けてゆくばかり それでもここにいると歌うよ いつか誰かに届け 誰でもないこの声だから 歌う意味を探して 叶わぬ夢でも 生きていると示したい 痛みごと抱えて 生まれ落ちた意味があるなら