小さな駅のホーム 桜の見えるベンチ 明るく振る舞う君 迫り来る発車時刻 えっと…えっと…伝えたいことは えっと…えっと…山ほどある 口から出るのはくだらない話題ばかりさ 君の笑顔も泣き顔も 知っていたつもりなのに 今ここで「じゃあね」っていう顔を どうしても見れないままで… 憧れの都会の午後 一人で食べるランチ 毎日が深夜残業 飛び乗る最終列車 えっと…えっと…「心配しないで」 えっと…えっと…「大丈夫さ」 なぜだろう 君には聞こえていない気がした 会えない日々が来ることを こわがってばかりいたけど 喜ぶべきか いつの間にか 強い自分を手に入れていた 忘れたくても全てが君を連想 かき消す為流す二人のエンドロール 君の経路 僕の回路 君へ帰ろうとしたこの感情 いつも近くで支えてくれた 離れて気付く君の心地よさ 顔を上げて 見てた Same Day 列なるチェリーブラッサム 春が来て 今 僕の住む 灰色のこの街にも 目がくらむほど 桜、咲いたよ 涙がこぼれてきた 君の笑顔も泣き顔も 誰よりも知っていたのに 遠くの街で 君がどんな顔しているかなんて… 僕はこれっぽっちも知らない