君去りぬ花の様 尽きせざるは痛いビターな態度で 消えて 見透かされて間近に美しく 擬態したいみたいなこの声よ 「ああどうせ 最後残るものはないでしょうね」 いつかは変わるはずなんてなんで 思うの? 「どうだっていいんだ 将来どの道終わってんだ 未完成のまんま」 皆 いだかれてるから 満ちる帳 映る景色を見たい さあどうか透過すココロに刻んで 尽きない土砂降りの雨に漏れてゆく 世界 追いつかれて隠れたまま 遊び惚けてろよと嘯く瞳 瞬く度に放射する光 一つ凸、書き換える 花の様に 舎利子舎利子。 是諸法空相。 不生不滅。 不垢不浄。 不増不減。 書き換える 花の様に(色即是空 色即是空) 故知般若波羅蜜多。是大神呪。 是大明呪。 不垢不浄。不増不減。 全てを書き換える花の様に (色即是空 色即是空) 幾久しく糾う掌では 涅槃みたいな態度で示して 気付かされた間近で起こり得る 無体自体悲壮なこの声よ 「仮想現実で 残るものはないでしょうね」 ひらひら舞い散る花びら 共に落ちるの 「目も口も開かない君去りぬ 衝動終わってんだ未完成のまんま」 皆 奪われてるから 強く光り映る姿を見たい さあどうかどうか心に刻んで 癒えない孤独はないと思いたくて 恋焦がれた尽きぬ御姿 楔をつけて泳げ嘯く瞳 瞬く間に思し給う憐 君去りぬはまるで花の様に 舎利子舎利子。 是諸法空相。 不生不滅。 不垢不浄。 不増不減。 書き換える 花の様に(色即是空 色即是空) 故知般若波羅蜜多。是大神呪。 是大明呪。 不垢不浄。不増不減。 全てを書き換える花の様に (色即是空 色即是空) 全てを書き換える花の様に…